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永田大建築設計事務所(ナガタマサルケンチクセッケイジムショ)
札幌市近郊の一級建築士事務所です。 丁寧で上質な建築を目指し活動をします。 このブログでは、私の日常や監理を行っているプロジェクトをご紹介させて頂きます。
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2013/10/31 (Thu) 09:10
エネルギー ~ 暖房 ~

北海道は夏に冷房エネルギーを使用しない分
暖房エネルギーを沢山使用します。

昔は局所暖房が主流で各部屋ごとに暖房を行っていました。私の実家では、リビングのみを暖房し他の部屋は使用する時のみ暖房していました。暖房していない時は、断熱・気密が悪い事もあり気温はマイナスでした。このころ暖房業界では全室暖房が良いと言う営業を始めました。ヒートショック(正式な医学用語では無い暖房業者の俗語)と言う各部屋の温度差が原因で血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞がおきる可能性が高くなります。と言う事実から全室暖房が主流になりました。全室暖房と局所暖房ではエネルギーの消費はどうなのでしょうか?当然ですが全室暖房の方がエネルギー消費量は多くなります。また全室暖房は、温度のコントロールが難しく暑くなりすぎると窓をあけたり温水や蓄熱体が冷えるのを待つしかありません。

全室暖房方式について説明します。

蓄熱暖房機
〜深夜電力を使用して蓄熱レンガを温め日中は蓄熱レンガに蓄熱された熱によって暖房をします。電気料金の値上げにより衰退傾向 暖房のみの電気料金(3〜4万/月)

温水暖房
水(不凍液)を電気または灯油で温めてポンプで全室に温水を循環させ床暖房、パネルヒーターの熱源とする。灯油の高騰、電気料金値上げにより衰退傾向
 暖房のみの灯油・電気料金(3〜4万/月)


最近はどうでしょうか?


都市ガスエコジョーズ
電気ヒートポンプ



次回は 〜都市ガスエコジョーズ〜



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プロフィール
HN:
永田 大
年齢:
47
性別:
男性
誕生日:
1976/04/20
職業:
建築設計
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